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雑誌

看護技術2019年7月号

『月刊雑誌』2019年7月号
Vol.65 No8 通巻948号

看護技術2019年7月号

ゆらぐ意思決定を支える
慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケア
編集協力/竹川幸恵(大阪はびきの医療センター 呼吸ケアセンター 副センター長,慢性疾患看護専門看護師)
病棟看護師が押さえるべき禁煙支援のポイント
編集協力/谷口千枝 (愛知医科大学看護学部 成人看護学(療養生活支援) 講師)
B5判/104頁/定価1,404円(本体1,300円+税8%)
401070


●説明
第1特集

ゆらぐ意思決定を支える
 慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケア

  編集協力/竹川幸恵(大阪はびきの医療センター 呼吸ケアセンター 副センター長,慢性疾患看護専門看護師)

 慢性呼吸器疾患患者は,耐え難い呼吸困難という身体的苦痛だけでなく,心理的,社会的,スピリチュアルな苦痛を長期間に渡って抱えることが多い.また,予後予測が困難なため,本人の意思が明確に把握できないままに看取りを迎える場合もあるため,患者家族も大きな心理的苦痛を伴う.慢性呼吸器疾患患者を支えていくためには,局面ごとに生じる意思決定の「ゆらぎ」にエンド・オブ・ライフケアの観点から寄り添っていく必要がある.
 本特集では慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケアについて,近年の議論を踏まえながら局面ごとの考え方とケア方法について紹介する.

第2特集

病棟看護師が押さえるべき禁煙支援のポイント
  編集協力/谷口千枝 (愛知医科大学看護学部 成人看護学(療養生活支援) 講師)

 禁煙はCOPDを代表する呼吸器疾患のマネジメントには必須であり,呼吸機能低下を防止する効果もある.しかし一方で,禁煙支援は生活者としての喫煙者のライフスタイルに合わせた柔軟な対応力や,禁煙へのモチベーションの維持といったメンタル面でのケアも求められるため,ノウハウを身に付けることは容易ではない.
 そこで本特集では,呼吸器疾患の予防と効果的な治療のための大前提である禁煙支援について,病棟看護師が押さえるべきポイントを中心に解説する.
●目次
第1特集

ゆらぐ意思決定を支える慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケア
     編集協力/竹川幸恵

Part1 慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケアの考え方の特徴
     谷本真理子

Part2 局面別 慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケア
  @疾病予防・悪化予防〜在宅酸素療法導入の局面
     田中鮎美

  A増悪を繰り返す局面
     中西美貴

  B人生の最終段階における局面
     竹川幸恵

Part3 事例にみる 慢性呼吸器疾患患者へのエンド・オブ・ライフケア
  @慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者
     平田聡子

  A間質性肺炎の患者
     猪飼やす子

  BICUにおける意思決定支援
     桑原田真弓

第2特集

病棟看護師が押さえるべき禁煙支援のポイント
     執筆/谷口千枝

連 載

スキンケア用品の正しい選び方・使い方
救命センターで起こる皮膚障害:重症肺炎のB氏@
  志村知子

患者の“食べたい”を支えるテクニック
摂食嚥下機能の評価:良好な機能を引き出すためのケア
  金 志純

予期せぬ急変の徴候を見逃さない
Rapid Response Systemで急変を防ぐ:呼吸【知識編】
  渕本雅昭

インシデントから学ぶ 日常ケアに潜む落とし穴
皮膚トラブルへの対応:「プロセス指向」の考え方から
  杢代馨香

疾患を限定しない緩和ケア
慢性呼吸器疾患患者の緩和ケア:呼吸困難へのオピオイド使用
  千葉恵子

看護現場での倫理的ジレンマに向き合うための考え方
病気を抱えながらはたらく看護師の苦悩における倫理的課題と対応
  中村幸代

研究レポート
精神科医療における行動制限最小化への取り組み
 〜行動制限解除基準としてのPANSS-ECの有用性〜

  桂畑 隆・他
●その他
【次号予告】
 2019年8月号は2019年7月20日発売!

第1特集

周術期のスキントラブル
 術中・術後に生じる褥瘡・MDRPU・スキンテア・IADを防ぐ!

  編集協力/ 室岡陽子( 東京慈恵会医科大学医学部看護学科 講師,皮膚・排泄ケア認定看護師)

 周術期には,術中の長時間の同一体位や,術後の安静,循環動態の変化や様々な機器の装着により,褥瘡や医療関連機器圧迫創傷(MDRPU)など,様々な皮膚障害を生じるリスクが高い.本特集では,看護師が術後のスキンケア・創傷予防・管理を適切に行えるようになることをねらいとし,術後創傷やスキントラブルの特徴,予防と発生時のケアのポイントを解説する.

第2特集

効果的な連携で患者の足を守る!
 地域で取り組むフットケア

  編集協力/ 駒井宏好(関西医科大学総合医療センター血管外科 教授)

 透析患者や糖尿病患者は足病変のリスクが高く,足を守るための観察・ケアを注意深く行う必要がある.これらの患者は在
宅療養,外来通院が主で,毎日医療者が足を確認することは難しいことから,地域で連携して患者教育,予防ケア,治療を行っていくことが肝要である.本特集では,地域で連携してフットケアに取り組む意義と実際に行われている様々な取り組みを紹介する.


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