看護を中心に医療・保健・介護福祉の発展を支え続ける専門出版社

書籍

呼吸機能障害/循環機能障害

新体系 看護学全書 
機能障害からみた成人看護学

呼吸機能障害/循環機能障害

編集/野口 美和子 前沖縄県立看護大学学長
編集/中村 美鈴 自治医科大学看護学部教授
B5判/292頁/定価3,024円(本体2,800円+税8%)
ISBN:978-4-8392-3261-0
第2版/2007年 11月


●説明
機能障害からみた成人看護学とは
  別巻“機能障害からみた成人看護学”では、疾患やその治療によって患者さんの身体にどのような現象が起こっているのかを解き明かし、その理解に基づいた看護を行う力を身につけられる様にまとめています。
 本巻“成人看護学”の器官系統別との違いは、患者さんの身体で起こっている現象を10 の生理的過程の機能障害に整理し解説をしているところであり、より看護の視点に即した内容となっています。
 無数にある疾患が患者さんにもたらすのはこの10 の生理的過程の機能障害のいずれかであり、患者さんの身体で起こっている現象をしっかりと理解する事で、患者さんにとっての生命・生活への影響を最小限にとどめ、QOL の高い“考える”看護が提供できるようになると狙い、看護の本質を効率よく理解出来るように心がけています。
  
根拠に基づく思考ができ、患者さんを中心に考え、看護の自立に繋がる内容です
 〈機能障害からみた成人看護学@〜D〉では、疾患などの要因が成人期にある対象者の生理機能にもたらす障害別(つまり機能障害別)に整理するという、より看護的視点に沿った方法でまとめています。それにより、看護の目的と方法について根拠をもって考える事ができ、そのうえで患者さんやご家族との対話を通じて柔軟な対応が出来るように“患者さんの状態について深く理解すること”が出来るようになります。
 機能障害別に成人看護学を学ぶという事は、解剖生理学まで遡って人間の機能を理解し、その機能の障害された状態と、さらにそのような状態の患者さんへの看護に求められる方法を学ぶという事です。その根拠に基づいて、患者さんの様々な徴候の背後に隠された真の健康問題を理解し、目的や方法を正しく捉えたうえで行う看護は、患者さん1人1人の状態に応じた「柔軟」で「創造的」なものとなります。
 そのような看護の積み重ねが、思考と実践を基に医師も含めた多職種と対等に意見交換し、コーディーネーター的役割や時には指導的役割も果たせる(時代の変化の中でも求められる役割をしっかりと果たせる)看護師としての更なる力となるでしょう。


執筆者
[呼吸機能障害][循環機能障害]
内海香子(獨協医科大学看護学部准教授) 山田恵子(自治医科大学附属病院看護部)
中村美鈴(自治医科大学看護学部教授)村上礼子(自治医科大学看護学部准教授)
村上礼子 (自治医科大学看護学部准教授)  
●目次
呼吸機能障害
第1章 呼吸機能障害と日常生活
 1 呼吸機能とその役割
 2 呼吸機能とその障害
 3 呼吸機能障害がもたらす生命・生活への影響

第2章 呼吸機能障害の把握と看護
 A 呼吸困難
 B 咳嗽(咳)・喀痰(痰)
 C 血痰・喀血
 D 胸痛

第3章 呼吸機能障害の検査・治療に伴う看護
 1 呼吸機能の検査に伴う看護
 2 呼吸機能障害の治療に伴う看護

第4章 呼吸機能障害のある患者の看護
 A 気管支喘息(通気性の維持・気道の浄化機能の障害/換気機能障害)患者の看護
 B 間質性肺炎(肺胞ガス交換機能障害/換気機能障害)患者の看護
 C 慢性閉塞性肺疾患(通気性の維持・気道の浄化機能の障害/肺胞ガス交換機能障害/換気機能障害)患者の看護
 D 肺癌(通気性の維持・気道の浄化機能の障害/肺胞ガス交換機能障害/換気機能障害)で胸腔鏡下手術を受けた患者の看護
 E 鉄欠乏性貧血(肺胞ガス交換機能障害)患者の看護

循環機能障害
第1章 循環機能障害と日常生活
 1 循環機能とその役割
 2 循環機能とその障害
 3 循環機能障害がもたらす生命・生活への影響

第2章 循環機能障害の把握と看護
 A 胸痛
 B 心不全
 C 不整脈
 D ショック
 E 高血圧
 F 浮腫
 G 血栓

第3章 循環機能障害の検査・治療に伴う看護
 1 循環機能の検査に伴う看護
 2 循環機能障害の治療に伴う看護

第4章 循環機能障害のある患者の看護
 A 心筋梗塞(ポンプ機能障害/輸送還流機能障害)患者の看護
 B 弁膜症(ポンプ機能障害)患者の看護
 C ペースメーカー植え込み(ポンプ機能障害)患者の看護
 D 大動脈解離(輸送還流機能障害)患者の看護
 E 下肢静脈瘤(輸送還流機能障害)患者の看護)
●その他



教科書と看護師国家試験出題基準との対応の詳細は、こちらへ↓