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書籍

運動機能障害/性・生殖機能障害

新体系 看護学全書 
機能障害からみた成人看護学

運動機能障害/性・生殖機能障害

編集/野口 美和子 前沖縄県立看護大学学長
編集/中村 美鈴 自治医科大学看護学部教授
B5判/320頁/定価3,132円(本体2,900円+税8%)
ISBN:978-4-8392-3265-8
第2版/2007年 11月


●説明
機能障害からみた成人看護学とは
  別巻“機能障害からみた成人看護学”では、疾患やその治療によって患者さんの身体にどのような現象が起こっているのかを解き明かし、その理解に基づいた看護を行う力を身につけられる様にまとめています。
 本巻“成人看護学”の器官系統別との違いは、患者さんの身体で起こっている現象を10 の生理的過程の機能障害に整理し解説をしているところであり、より看護の視点に即した内容となっています。
 無数にある疾患が患者さんにもたらすのはこの10 の生理的過程の機能障害のいずれかであり、患者さんの身体で起こっている現象をしっかりと理解する事で、患者さんにとっての生命・生活への影響を最小限にとどめ、QOL の高い“考える”看護が提供できるようになると狙い、看護の本質を効率よく理解出来るように心がけています。
  
根拠に基づく思考ができ、患者さんを中心に考え、看護の自立に繋がる内容です
 〈機能障害からみた成人看護学@〜D〉では、疾患などの要因が成人期にある対象者の生理機能にもたらす障害別(つまり機能障害別)に整理するという、より看護的視点に沿った方法でまとめています。それにより、看護の目的と方法について根拠をもって考える事ができ、そのうえで患者さんやご家族との対話を通じて柔軟な対応が出来るように“患者さんの状態について深く理解すること”が出来るようになります。
 機能障害別に成人看護学を学ぶという事は、解剖生理学まで遡って人間の機能を理解し、その機能の障害された状態と、さらにそのような状態の患者さんへの看護に求められる方法を学ぶという事です。その根拠に基づいて、患者さんの様々な徴候の背後に隠された真の健康問題を理解し、目的や方法を正しく捉えたうえで行う看護は、患者さん1人1人の状態に応じた「柔軟」で「創造的」なものとなります。
 そのような看護の積み重ねが、思考と実践を基に医師も含めた多職種と対等に意見交換し、コーディーネーター的役割や時には指導的役割も果たせる(時代の変化の中でも求められる役割をしっかりと果たせる)看護師としての更なる力となるでしょう。


執筆者
[運動機能障害][性・生殖機能障害]
内海香子(獨協医科大学看護学部准教授) 日向朝子(聖マリアンナ医科大学病院看護部)
山本洋子(関西看護医療大学看護学部准教授)岡本美香子(自治医科大学看護学部)
大柴幸子 (自治医科大学附属病院看護部)  
軽部真粧美(自治医科大学附属病院看護部)  
島田由美子( 日光市民病院看護部)  
●目次
運動機能障害
第1章 運動機能障害と日常生活
 1 運動機能とその役割
 2 運動機能とその障害
 3 運動機能障害がもたらす生命・生活への影響

第2章 運動機能障害の把握と看護
 A 起座困難
 B 体位変換困難
 C 歩行困難
 D 把持困難(作業機能の巧緻性の障害)
 E 網羅性の低下(網羅性の障害)
 F 日常生活活動(ADL)困難
 G 運動機能に関係する痛み
 H 廃用性変化

第3章 運動機能障害の検査・治療に伴う看護
 1 運動機能の検査に伴う看護
 2 運動機能障害の治療に伴う看護

第4章 運動機能障害をもつ患者の看護
 A 関節リウマチ(姿勢機能障害/移動機能障害/作業機能障害)患者の看護
 B 椎間板ヘルニア(姿勢機能障害/移動機能障害)患者の看護
 C 重症筋無力症(姿勢機能障害/移動機能障害/作業機能障害)患者の看護

性・生殖機能障害
第1章 性・生殖機能障害と日常生活
 1 性・生殖機能とその役割
 2 性・生殖機能とその障害

第2章 性・生殖機能障害の把握と看護
 1 男性に現れる症状と看護
 2 女性に現れる症状と看護

第3章 性・生殖機能障害の検査・治療に伴う看護
 1 性・生殖機能の検査に伴う看護(男性)
 2 性・生殖機能の検査に伴う看護(女性)
 3 性・生殖機能障害の治療に伴う看護(男性)
 4 性・生殖機能障害の治療に伴う看護(女性)

第4章 性・生殖機能障害をもつ患者の看護
 A 前立腺癌(性機能障害)患者の看護
 B 子宮内膜症(性機能障害/生殖機能障害)患者の看護
 C 性感染症(性機能障害/生殖機能障害)患者の看護
 D 乳癌(性機能障害)患者の看護
●その他



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