書籍
多職種チームのための周術期マニュアル 5
大腸癌 第1版
監修:近藤晴彦、編集:山口茂樹
B5判/208頁/定価3,520円(本体3,200円+税10%)
ISBN:978-4-8392-1249-0
第1版/2006年 06月
- ●説明
- 《 本シリーズの目指すもの 》
本シリーズは、クリニカルパスに代表される診療の標準化を軸に、医療チームを構成するそれぞれの職種が自らの専門性を生かしながら、「患者のために」を合言葉に行う周術期治療・ケアのマニュアルとして刊行した。
《 本シリーズの特徴 》
●チームで医療をすすめる際の基本原則を常に「患者のために」に置いて内容を構成し記述した。
●チーム医療における各医療職の役割が明確に記載されている。
●医療の標準化を目指したクリニカルパスを基本としている。
●クリニカルパスの作成にあたっては、ここの治療のシュミレーション、勉強会等を通じて検討・実践してきたことが生かされている。
●各巻の章立てが、クリニカルパスに沿って構成されている。
●患者の外来診療から入院、手術、リハビリテーション、そして退院指導などにかかわる多職種の専門家が、それぞれの専門性を
他のチームメンバーに理解してもらい、より有機的な連携に発展することを期待して執筆している。
●最新の知見に基づく図表を豊富に掲載した。
《監修》
近藤 晴彦(静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科)
《編集》
山口 茂樹(埼玉医科大学国際医療センター)
- ●目次
- 第1章 大腸癌治療の基礎知識
1 大腸切除術( 外科手術 )
2 大腸内視鏡治療
3 静岡県立静岡がんセンターの治療ガイドライン
第2章 外来診療
1 外来診察
2 術前評価
3 外来での看護
第3章 クリニカルパス
1 大腸切除術のクリニカルパス
2 内視鏡的粘膜切除術のクリニカルパス
第4章 術前管理
1 併存症の管理
2 術前オリエンテーション( ストーマを含む )
第5章 術中管理
1 大腸手術の麻酔管理
2 人工肛門( ストーマ )管理
3 食事指導
第6章 術後合併症とその対策
1 大腸手術に伴う合併症
2 手術部位感染防止対策
3 人口肛門( ストーマ )合併症
第7章 退院後とその後のフォロー
1 退院へのオリエンテーション
2 退院後のフォロー
3 術後補助化学療法