雑誌
『月刊雑誌』2010年8月号
Vol.35 No9 通巻433号
看護展望2010年8月号
定着率アップ! スタッフを支える組織の視点
部下の納得感を高める目標管理面接、指導のポイント
B5/88頁/定価1,540円(本体1,400円+税10%)
402080
- ●説明
特集
◇定着率アップ!
スタッフを支える組織の視点
看護職の職場定着率、離職率の改善は多くの医療施設、看護部が抱える課題であり、
そのためにさまざまな取り組みがなされています。
今回の特集では、定着率を向上させた病院の実例を取り上げ、
どのような取り組みが行われたのか、そしてそこにどのような工夫や着眼点が
あったのかを探ります。
マネジメントスキルアップ特集
◇部下の納得感を高める目標管理面接、指導のポイント
部下に対する目標の立て方の指導や面接について、
どうしたらよいものかお悩みの方は多いと思います。
そこで今回は、目標管理の原則を確認しながら、
運用上の課題解決方法を学んでいきます。
さらに、部下の納得感を高めることのできる目標設定について、
準備から指導、面接の進め方まで、すぐに役立つノウハウをお教えします。
- ●目次
特集
定着率アップ!
スタッフを支える組織の視点
「つなげる」研修で新人看護職員を支援する
基礎教育と臨床現場、現場教育と集合教育を「つなげる」研修方法
/熊谷雅美(済生会横浜市東部病院)
スタッフ全員で目標に向かったとき職場は変わる
/服部満生子(河北総合病院)
グループ全体で定着率改善
中小規模病院でも「同期の仲間」がいる状況をつくり出す
/塩谷登喜(武田病院グループ看護部人材センター)
看護職の確保につながるワークライフバランスへの取り組み
子育て中の看護職が8割を占める病院の支援体制
/大倉厚子(恵生会病院)
看護師確保担当の配置で目指す定着率アップ
/長谷川よし子・鳴海純子・松本敦子(財団法人同友会藤沢湘南台病院)
マネジメントスキルアップ特集―――――――――――――――――――――――
部下の納得感を高める目標管理面接、指導のポイント
執筆/河野秀一(伊藤忠人事サービス株式会社 HRコンサルティング事業部)
○目標設定のポイント
○目標設定時に管理者に求められるスキル
○設定目標の記述にこだわる
○目標設定面接のポイント
○目標設定NGワード集
Challenge Test
解答・解説
SERIES――――――――――――――――――――――――――――
新連載!!
■師長・主任必読!
中堅看護師をやる気にさせる人材マネジメント
キャリア発達段階からみた中堅看護師
/金井Pak雅子
■強い主任・師長をつくる リーダーシップ力養成講座
効果的な情報提供 説得から納得へ
/吉田道雄
■学生と共に学ぶ・学生と共に創る
授業デザイン 教えることの基本となるもの
授業にするためにはどんな手立てが必要かな? 〜教授方略の検討〜
/目黒 悟
■育てる支える
リンクナースの教育と啓蒙に向けたサポートシステムの構築
/廣瀬理絵・他
■広がる院内患者会の輪
NTT東日本関東病院血液内科患者・家族会「ねむの木」
/NTT東日本関東病院、小澤桂子・井上博司
■投稿
看護度・看護量との相関関係からみた看護必要度の検証
/小野久実子・他
BOOK―――――――――――――――――――――――――――――
■こころをみつめる
萩尾望都
『半神』
/皆藤 章
NEWS――――――――――――――――――――――――――-
■Scope 今月の動き
精神保健医療が転換 入院から地域へ
訪問支援の本格導入目指す
参院選マニフェストに見る医療看護政策
看護師の専門性・職務拡大訴える政党も
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次号予告 9月号(第35巻第10号) 2010年8月25日発売
特集
指導に生かす!
実習記録の評価法
実習記録は、臨地実習での実践や学びを書くことで自己の学習を
深めていくことができる、とても大切なものです。しかしながら学生は、
実習記録に対して「多過ぎて眠れない」「記録がなければ楽しいのに」と、
否定的にとらえてしまう場合が多いようです。
そこで本特集では、実習記録を患者にとって、自分自身にとって
意義あるもの、成長するために必要なものとして感じてもらうために、
学生の成長につながるような評価やフィードバックの方法を
考えていきます。
実習記録を指導に生かすための姿勢、心がけ
/荒添美紀(東京工科大学医療保健学部看護学科)
学生の看護力を読み取るために
/遠藤順子(東京工科大学医療保健学部看護学科)
学生の個性を読み取るために
/天野雅美(東京工科大学医療保健学部看護学科)
学生の成長につながるフィードバック
/金子多喜子(東京工科大学医療保健学部看護学科)
マネジメントスキルアップ特集
クレーム、ハラスメントを受けたスタッフへのアフターフォロー
/笠井徳子(株式会社ヒューマンスキル開発センター)
クレームやハラスメントはないに越したことはありませんが、
現実には避けることの難しい問題でもあります。
ですから、管理者は常日頃からスタッフの様子に気を配り、
もしスタッフがクレームやハラスメントを受けた場合にはすぐに
適切なフォローをしてあげる必要があります。
そのために必要な心構えから対応の仕方、さらには再発防止に
つなげるための方法まで、管理者が現場で即実践するのに
役立つ内容です。
※9月号の掲載内容は一部変更になる場合がございます。何とぞご了承ください。
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1月臨時増刊号 好評発売中!! 2009年12月25日発売
特集 実例に学ぶ フィジカルアセスメント教育
――カリキュラム構築から授業展開まで
PARTT◇フィジカルアセスメント教育に何が求められるのか
PARTU◇実例 12校の教育プログラム
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臨床ナースの看護をサポートする専門誌
「看護技術」も好評発売中!!
- ●その他
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この夏、メヂカルフレンド社サマーセミナー2010を開催!
「看護技術」「看護展望」の2誌合同特別企画として、
現場での実践にこだわった4テーマをお届けします。
●楽しく学ぶ! 血液ガス分析と酸塩基平衡
●せん妄の早期発見、早期対応
●授業リフレクションのすすめ方
●目標設定指導のスキルアップ講座
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