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雑誌

看護展望2012年3月号

『月刊雑誌』2012年3月号
Vol.37 No4 通巻454号

看護展望2012年3月号

変革が求められる シフトづくり
ナースマネジャーのための ジェネリック医薬品講座Part V
B5判/88頁/定価1,512円(本体1,400円+税8%)
402030


●説明
特 集

変革が求められるシフトづくり

 現在多くの病院で行われている長時間の夜勤は、看護師の健康・安全上のリスクを増大させるため、昨年6月に厚労省は看護師等の「雇用の質」の向上を促すための通知を発出しました。これを受けて、日本看護協会は「夜勤・交代制勤務に関するガイドライン骨子案」を出し、夜勤を最長12時間にすることなどの方針が示されました。師長など現場の看護管理者は、12時間夜勤を実現しつつスタッフの希望に応え、医療の質を維持できるシフトを組むための工夫が求められます。そのために必要な視点や考え方、そして、実際に各施設でなされているシフトづくりの実践例を紹介します。



看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン〈1 〜 3 月号連続企画〉
ナースマネジャーのための
  ジェネリック医薬品講座Part V


 ジェネリック医薬品を普及させるためには、薬剤師の役割が重要であることはすでに述べてきました。最終回となる今回は、当院がジェネリック医薬品を導入するにあたって薬剤部の体制を整備し、薬剤師を病棟に配置したこと、そして、配置された薬剤師によるファーマシューティカルケアの実践がジェネリック医薬品普及の鍵となったことについて述べます。さらに、今年4月の診療報酬改定で議論されているジェネリック医薬品の推進策にも触れ、各施設に求められる体制の整備について解説します。
●目次
特  集 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

変革が求められるシフトづくり 
 看護師等の「雇用の質」の向上に向けた取り組み
    宮原真太郎(厚生労働省労働基準局労働条件政策課労働条件確保改善対策室 室長)

      はじめに
      基本的な考え方
      職場づくり(勤務環境の改善)
      人づくり(人材の育成・確保)
      ネットワークづくり(地域での推進体制の整備)
      今後の課題と継続的な取り組み
      現場での取り組みにあたって
      おわりに

 看護職と医療を守るワーク・ライフ・マネジメント
    大久保清子(福井県済生会病院 副院長)

      はじめに
      実態調査からわかったこと
      勤務環境を改善するために
        1.多様な勤務形態の導入
        2.適切な労働時間管理 
          1)勤務間隔の確保 2)拘束時間の上限 3)夜勤の回数 4)休息時間・仮眠時間の確保
          5)夜勤後の休息の確保 6)週末の連休の確保 7)「正循環」の勤務編成 8)業務時間の設定と必要人員の配置
      おわりに

 働く人を大切にする「ときめきの勤務表」づくり
    橘 幸子(福井大学医学部附属病院 副病院長兼看護部長)
    河波清美(福井大学医学部附属病院 副看護部長)
    早川美津江(福井大学医学部附属病院 副看護部長)
    松村愛都(福井大学医学部附属病院 副看護部長)
   
      “人にやさしい看護”をめざして
      3交代制勤務から12時間2交代制勤務への移行/勤務体制の概要
      人にやさしい看護の提供は、働く人を大切にすることから

 多様な勤務形態のなかでの12時間夜勤体制への取り組み
    畑中美智子(福井県済生会病院 看護副部長・認定看護管理者)

      はじめに
      現状の16時間夜勤からの変更に向けて
        1.16時間夜勤が定着した経緯
        2.看護職の健康確保とリスクマネジメントの方針
        3.12時間夜勤への師長の意識改革
        4.当院における多様な勤務形態
        5.従来のシフトの基本2パターン
          1)日勤と準夜・深夜の勤務パターン 2)長日勤と半準夜・深夜の勤務パターン
      多様な勤務形態のなかでの勤務シフトの工夫
        1.シフトづくりの視点
        2.多様な勤務形態のなかでの勤務表の作成例
      12時間夜勤体制の課題
        1.「夜勤時間72時間以内」への対策
        2.委員会・検討会、希望の調整
      おわりに

 12時間夜勤導入の効果と長時間日勤への対応策
    堀田春美(社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 外科センター看護師長)
    谷川和代(社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 副看護部長)
    道端由美子(社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院 副院長兼看護部長)

      勤務環境整備の必要性
      外科センターにおける12時間夜勤体制の導入
        1.導入の背景
        2.導入までの経過
        3.勤務シフトでの工夫
          1)勤務パターンの統一 2)ロング日勤の工夫 3)看護の質を維持するための人員配置の工夫
          4)夜勤帯の休憩と仮眠時間の確保
        4.導入後の成果
      まとめ

 働き続けられる職場を目指す12時間2交代制勤務の導入
    丸亀朱実(市立三次中央病院 看護部長)

      はじめに
      当院の概要
      2交代制勤務導入への取り組み
        1.2交代制勤務導入の目的
        2.導入までの流
      試行後のスタッフの反応
        1.2交代制勤務のメリット
        2.2交代制勤務のデメリット
      今後の課題
      おわりに


看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン――――――――――――――――――――――――
〈1〜3月号連続企画〉
ナースマネジャーのためのジェネリック医薬品講座Part V
  執筆/増原慶壮 (聖マリアンナ医科大学病院薬剤部長・治験管理室副室長)

 ジェネリック医薬品を推進するための体制

 当院の薬剤部の体制

 臨床薬剤師の業務と教育

 ジェネリック医薬品の使用を振り返って

 今後の方向性と課題

 おわりに


SERIES ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

看護管理者・看護教育者のためのICT活用法
   クラウドサービスと知識の共有
   /前田樹海

中小規模病院の魅力を『かたち』にする組織マネジメント
   全員がリーダーシップを発揮できる組織づくり
   ディズニーの人材育成に学ぶ
   /佐藤美子

研究成果を100%伝えるためのプレゼンテーションスキルアップ講座
  演題名のつけ方と抄録の書き方、ふさわしい共同演者とは
   /松村佳世子・渡邊 成

看護職がみた開発途上国の保健医療事情
   ラオスにおける母子保健の現状と課題
   /穴見 翠

山内豊明先生が教える指導者のためのフィジカルアセスメント教室
  必須知識・技術と指導のポイント

   循環器系のフィジカルアセスメントH
   心音の聴取そのA

   /山内豊明

目黒悟先生と一緒に!学ぶこと・教えることの本質を問い直す
   看護過程を学ぶとはどのようなことなのか
   /目黒悟・永井睦子


BOOK――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こころをみつめる
    グリム 『白雪姫と七人の小人たち』
    /皆藤 章


NEWS ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Scope 今月の動き
    緊急事態には外出・集会を制限 政府の法案たたき台
    少子化時代を生きる子どもと家族を支える看護への期待 NICUで救った命を地域で支えていくために
●その他
2012年4月号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

特 集
統合実習指導からみえた基礎教育の課題

 
2009年度のカリキュラム改正で新設された統合実習は、学生が実際の業務に近い状況での看護を経験することで、基礎教育から臨床への橋渡しとなることが期待されています。本特集では、学生の統合実習を受け入れた医療施設側の視点から、統合実習指導をとおして見えた学生の課題、統合実習の実施方法および基礎教育のあり方について提言します。


組織的な看護実践がイメージできる統合実習
 佐山静江(獨協医科大学病院)

統合実習指導をとおしてみえた学生の学びと基礎教育への提言
 上林田律子(地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター)

統合実習指導からみえた臨床現場の課題と基礎教育への期待
 丹下純子・他(神奈川県立循環器呼吸器病センター)

統合実習の受け入れに向けた臨床現場の取り組みとその課題
 菊地美和子(杏林大学医学部付属病院)

統合実習指導をとおして示唆された看護学生が備えるべき能力
チームの一員としての自覚と状況判断能力
 深石タカ子(さいたま市立病院)


看護管理者・看護教育者のためのワンテーマレッスン
看護教育者のためのシュミレータ活用法
阿部幸恵(琉球大学医学部附属病院 地域医療教育開発講座)

看護技術の習得には実践が不可欠ですが、実際の患者に対して何度も実践の機会を得ることは困難です。しかし、シミュレータならば何度も同じ条件で練習することができ、その特徴を正しく理解して活用することで高い教育効果が期待できます。本レッスンでは、シミュレータの基本的な特徴や使い方の理解から始まり、うまく活用して教育効果をアップさせるためのポイントまで解説します。






2012年1月臨時増刊号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
特集:統合分野の実習指導――教育と臨床をつなぐ統合実習11校の実践例
 総 論 新カリキュラムは統合実習に何を求めているか
   小山眞理子(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授)

 T 部 統合実習指導案と実習の展開(掲載11校)
       神奈川県立保健福祉大学/市立函館病院高等看護学院/岩手県立二戸高等看護学院/
       東京警察病院看護専門学校/慈恵看護専門学校/東京都立板橋看護専門学校/
       中部看護専門学校/大津赤十字看護専門学校/
       独立行政法人国立病院機構岡山医療センター附属岡山看護助産学校/
       広島厚生連尾道看護専門学校/福岡看護専門学校

 U 部 臨床における統合実習指導の考え方
       独立行政法人国立病院機構岡山医療センター/横須賀市立うわまち病院


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