看護を中心に医療・保健・介護福祉の発展を支え続ける専門出版社

雑誌

看護技術2012年7月号

『月刊雑誌』2012年7月号
Vol.58 No8 通巻850号

看護技術2012年7月号

診断期・治療期・終末期の事例でみる がん患者の家族ケア
編集協力/新井敏子
補助人工心臓装着患者へのケア――A
執筆/山中源治
B5版/88頁/定価1,188円(本体1,100円+税8%)
401070


●説明
診断期・治療期・終末期の事例でみる がん患者の家族ケア

 がん患者はがんの告知や、がんの進行、治療による副作用の出現などで身体的・精神的に著しい苦痛を感じます。これらの苦痛は患者を支える家族の苦悩にもなります。そのため、家族をケアすることも看護師の重要な役割です。しかし現実には、患者とその家族の抱える悩みや問題点を正確に抽出し、的確なケアを行うのは難しいものです。
 そこで本特集では、がん患者の家族へのケアを「診断期」「治療期」「終末期」の3つの時系列に分け、事例をもとに患者と家族への具体的なケアを紹介します。ポイントとなるのは、患者と家族の関係からケアに必要な情報の整理やアセスメントを行い、顕在化した問題に対してどのように解決に向けた支援ができるかです。本特集を読むことで、がん患者とその家族への理解を深め、よりよい家族支援を実現することをねらいとします。
●目次
 第1特集

診断期・治療期・終末期の事例でみる がん患者の家族ケア
編集協力 : 新井敏子(がん・感染症センター都立駒込病院、がん看護専門看護師)

  1.がん患者の家族への看護と看護師の役割/新井敏子

  2.がん患者の家族への看護:診断期
       夫ががん告知を受け、著しい情緒反応がみられた妻へのケア/福井里美

  3.がん患者の家族への看護:治療期
       治療を選択する高齢患者の家族へのケア/鈴木理恵
       治療により後遺症が出現した患者の家族へのケア/三浦里織
       患者から怒りをぶつけられた家族へのケア/加藤 恵

  4.がん患者の家族への看護:終末期
       がん患者の親をもつ子どもへのケア/矢野和美
       治療を中止する患者の家族へのケア/三村直美
       退院調整が必要な患者の家族へのケア/當金 舞
       臨死期にある患者の家族へのケア/宗定水奈子

 5.ソーシャル・サポート・ネットワークの再構築を促す看護/福井里美

 第2特集

補助人工心臓装着患者へのケア――そのA:植込み型補助人工心臓装着患者の退院に向けた支援
 執筆/山中源治(東京女子医科大学病院、急性・重症患者看護専門看護師)

 連 載

クリティカルケア看護におけるEBN実践
  数多くの文献のなかからエビデンスを見つけよう 【 Part.2 】/江川幸二

お悩み解決! 糖尿病患者指導テクニック
  患者さんがインスリン注射を拒否しています。どうすればいいですか?
    /小川千佳子

実践に活かす 急変対応トレーニング
  急性腹症/上原みずき

患者を苦痛から救う がん看護のエッセンス
  オピオイドローテーションによる疼痛マネジメント/上垣美江

看護師と法廷――判例から読み解く医療訴訟
  医療機器の操作過誤(2):シリンジポンプ等 /池田 守・他

●その他
2012年8月号は2012年7月20日発売!


特集
心臓を深く読み解くための12誘導心電図講座
 編集協力/佐藤麻美(財団法人心臓血管研究所付属病院ICU,看護師)

 モニター心電図は、連続的な観察により異常の早期発見には役立ちますが、得られる情報量は少なく、不整脈の判読や虚血性変化の観察に限界があります。その点、12誘導心電図は文字どおり12方向から心臓を立体的にとらえるため、心臓の状態を詳しく調べたい場合に適しています。しかし、現実には「読めるようになりたいけど難しい」「12誘導心電図は医師がみるもの」と、苦手意識をもつ看護師が多くいます。
 そこで本特集では、12誘導心電図の基本をおさらいするとともに、よく遭遇する“虚血”と“不整脈”の2項目について、どのような手順で何をみるべきか、知識の補強と観察ポイントに重点を置いて解説します。“12誘導心電図アレルギー”の方でも納得して読み進め、自信をもって実践に活かせる内容です。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2012年4月増刊号
特集 こんなときどうする? 褥瘡管理Q&A           好評発売中!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 アセスメント、ドレッシング材・外用薬の選択、ポジショニング、栄養、医療制度など、褥瘡対策には様々な知識とワザが必要です。本特集では、15名のエキスパートが個別性に応じたケアを実践するための85のギモンに答えます!


Part.1 アセスメント
 1. 褥瘡の基礎知識とアセスメント/永井弥生(群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学・准教授)
 2. DESIGN-Rによるアセスメント/木下幸子(岐阜大学医学部附属病院、皮膚・排泄ケア認定看護師)
 3. 褥瘡と間違えやすい皮膚疾患の鑑別/岡田悦子(群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学)
 4. 褥瘡における疼痛のアセスメント/小林陽子 (東京都健康長寿医療センター、皮膚・排泄ケア認定看護師)

Part.2 スキンケア/片岡ひとみ(仙台オープン病院,皮膚・排泄ケア認定看護師)

Part.3 ドレッシング材の選択と使用方法
 1. ドレッシング材の基礎知識/松崎恭一(川崎市立多摩病院形成外科・部長)
 2. ドレッシング材の選択と使用方法/内藤亜由美(藤沢市民病院、皮膚・排泄ケア認定看護師)
                    丹波光子(杏林大学医学部付属病院、皮膚・排泄ケア認定看護師)
                    庭山由香(杏林大学医学部付属病院、皮膚・排泄ケア認定看護師)
 3. ラップ療法について/水原章浩(医療法人三和会東鷲宮病院、副院長)

Part.4 外用薬の選択と使用方法/大谷道輝(東京逓信病院薬剤部・副薬剤部長)
 1.外用薬の基礎知識
 2.外用薬の選択と使用方法

Part.5 ポジショニング/田中マキ子(山口県立大学栄養看護学部、教授)
 1. ベッドでのポジショニング
 2. 車椅子でのポジショニング

Part.6 栄養・NSTチーム/吉田貞夫(沖縄リハビリテーションセンター病院)

Part.7 局所陰圧閉鎖療法(NPWT)/大浦紀彦(杏林大学医学部形成外科学教室・准教授)

Part.8 褥瘡を取り巻く医療制度/水 勝 (スリーエムヘルスケア株式会社)




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
10月臨時増刊号 好評発売中!!

特集 東日本大震災の経験を共有する
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



看護管理者・看護教育者のための総合誌「看護展望」も好評発売中!!