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雑誌

看護展望2013年1月号

『月刊雑誌』2013年1月号
Vol.38 No1 通巻464号

看護展望2013年1月号

“特定能力”をもつ看護師の可能性
B5判/88頁/定価1,512円(本体1,400円+税8%)
402010


●説明
特 集
“特定能力”をもつ看護師の可能性
 
 特定看護師をめぐっては、「チーム医療推進会議」「チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ」で検討が進められています。その一方で、養成調査試行事業が2010年度、業務試行事業が2011年度より始まり、大学院の2年課程や日本看護協会看護研修学校の8ヶ月課程を修了した特定看護師が、病院や訪問看護ステーションなど様々な医療現場で活動しています。制度の創設までには課題が残っていますが、試行事業における特定看護師の活動をとおして期待が寄せられています。2012年11月10日には全国から特定看護師が集まり、「第1回日本NP協議会研究会」が東京医療保健大学国立病院機構キャンパスで開催されました。
 今回の座談会では、東京医療保健大学副学長の草間先生を中心に、特定看護師の養成に携わる教員と学生、実習や研修の指導にあたる医師、様々な支援を行う看護管理者の方々にお集まりいただき、特定看護師の養成や活動の現状と、そこから見える今後の可能性や期待などについて語り合っていただきました。

※「特定看護師」は正式に定められた名称ではありませんが、本特集内では便宜上、養成課程を修了された方をそのように呼称しております。


●目次
特  集 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

“特定能力”をもつ看護師の可能性

【座談会】 特定看護師の可能性を考える

  草間朋子(東京医療保健大学 副学長)
  鄭 東孝(独立行政法人国立病院機構東京医療センター 総合内科 医長)
  福田淑江(独立行政法人国立病院機構災害医療センター 看護部長)
  石川倫子(東京医療保健大学大学院看護学研究科 准教授)
  濱 厚志(東京医療保健大学大学院看護学研究科 学生)




【インタビュー】 現場から見える特定看護師の“いま”

指導医から見た特定看護師の姿と研修の実際

  菊野隆明(独立行政法人国立病院機構東京医療センター 救命救急センター)

褥瘡管理者としての活躍と組織的な医療安全体制の整備
 
  松岡美木・青木正康・野口久美子(埼玉医科大学病院)

病院での1 年半の研修を経て、訪問看護で活躍する特定看護師

  光根美保(JA大分厚生連 訪問看護ステーションつるみ)

超高齢社会のなかで特定看護師に期待される役割

  秋山弘子(東京大学 高齢社会総合研究機構)



本特集を終えて

  草間朋子(東京医療保健大学 副学長)


  
SERIES―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


考える看護師を育む院内シミュレーション教育
   シミュレーション教育とは
/津嘉山みどり

組織とスタッフの活力を高めるモチベーション・マネジメント
   モチベーションとは何か/陽川一守
 
看護管理者のための病院経営数字力
   病院の今後と看護管理者の役割の変化/福田暁子

生き生きと働ける職場をつくる看護マネジメント
   カルビーから学ぶ「認め合い」「学び合う」職場づくり/石田秀朗

看護師長に期待する経営参加
   日本で初めて看護部長を副院長に登用した私の思い/石谷邦彦

考える看護学生を育てるための授業づくり
   グループワークをとおして能動的に学ぶ看護師を育てる/新井英靖

看護のなかの臨床心理学
   医療のなかの看護機能と臨床心理学/樫村通子

採択される看護研究論文 超入門編
   投稿規程の遵守/秋元典子

BOOK――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

こころをみつめる
  星野道夫 著『アラスカ 風のような物語』
/皆藤 章


NEWS――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Scope 今月の動き
  iPS 細胞研究
  文科省がロードマップ更新
  10年以内に立体器官作製
/田中美穂


CONTRIBUTION ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

投稿
  母性看護学領域における効果的な教授方法の一考察
/小林由香

●その他
2013年2月号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集:人材戦略として考える派遣看護師の雇用と活用

 2004年に医療分野での人材派遣が一部解禁され、様々な理由から派遣としての働き方を望む看護師や、結婚や出産などにより一度離職した看護師が復職を目指すためのステップとして利用している。しかし一方、雇用する病院の看護管理者側としては、派遣看護師の雇用に対してコスト面や医療安全面などからネガティブな印象を抱いている場合も少なくない。また、労働条件の確認などに不備があることで労務管理上のトラブルを招くことや、周囲のスタッフの派遣に対する理解が乏しいと不公平感につながる場合もある。そこで本特集では、派遣看護師の雇用について、様々な角度・立場からの考え方や、実際に雇用するうえで看護管理者が理解しておくべきことについて解説する。雇用者・被雇用者双方のメリット・デメリットを踏まえ、病院組織のなかで人材として活用していくための方策を探りたい。


  雇用形態から考える人的資源活用
   
   小池智子(慶應義塾大学)
 
  派遣看護師の雇用・活用を考える
   
   田中幸子(山形大学)

  法律からみる派遣看護師の理解
   
   宮本和彦(株式会社日本経営 社会保険労務士)

  病院における派遣看護師の雇用・活用のポイント
   
   深澤優子(R&D Nursing ヘルスケア・マネジメント研究所)

  看護師の就業意識と職業紹介事業
   
   網野寛子(帝京平成大学)