雑誌
『月刊雑誌』2013年2月号
Vol.59 No2 通巻858号
看護技術2013年2月号
“原因”を特定し,“対応”をマスターしよう!
人工呼吸器 アラーム対応
編集協力/尾野敏明(杏林大学医学部付属病院 集中ケア認定看護師教育課程 主任教員)
B5/104頁/定価1,320円(本体1,200円+税10%)
401020
- ●説明
特 集
“原因”を特定し,“対応”をマスターしよう!
人工呼吸器
アラーム対応
人工呼吸器の異常を示すアラームは、致命的な状況を知らせることもあるため、迅速な対応が求められます。
ですが、特に経験の浅い看護師の皆さんからは、「何をすればよいかわからなくて、呆然としてしまった」、「アラームを止めるのに集中して、患者さんが二の次になってしまった」、「人工呼吸器自体が苦手……、あまり対応したくない」などの声が聞かれ、自信をもって対応できる方は多くないようです。
そこで本特集では、「人工呼吸器の基礎」を踏まえて、「アラーム時の基本対応」、「各アラームに潜むリスクと対応」について解説します。いざというときに役立つ知識・技術を身につけ、実践に生かしてください。
編集協力 :尾野敏明(杏林大学医学部付属病院 集中ケア認定看護師教育課程 主任教員)
総論 人工呼吸管理で知っておくべき3か条/成田寛治
Part.1 人工呼吸器の構造と機能に詳しくなろう/石井宣大
Part.2 必見! アラームの基本対応/奥田晃久
Part.3 アラーム対応トレーニング
低圧アラーム・低換気アラーム /寺田昌弘
気道内圧上限アラーム /諸見里 勝
無呼吸アラーム /山口典子
加温加湿器アラーム /梶原吉春
連 載
◆クリティカルケア看護におけるEBN実践
クリティカルケア看護におけるエビデンスの実例【人工呼吸器装着患者編】/江川幸二
◆清水哲郎による 臨床倫理のススメ
基本的な倫理的姿勢(倫理原則)―治療の選択と倫理的ジレンマ―/清水哲郎
◆院内トラブルを防ぐ 看護師のための対人対応力講座
医療現場に求められる態度・行動を考え直す/小山美智子
◆急変・急患の病態把握に生かす 看護師のための臨床推論覚書
臨床推論におけるバイアスとは/徳田安春
◆気になる疑問をスッキリ解決! Dr.今津の漢方薬入門
漢方医学と西洋医学の違いってなに?/今津嘉宏
◆実践レポート
前頭側型認知症の行動障害に対する看護
:行動障害に対してチームでルーチン化療法に取り組んだ一症例/松本 務・他
◆日々の看護に生かすQ&Aシリーズ
KYT/黒川美知代
心電図/渡邉睦子
人工呼吸器/野口裕幸
感染管理/塚田真弓
- ●その他
- 3月号は2013年2月20日発売!
「テープ固定法」「鎮痛・鎮静」「抑制」……重大事故を防ぐ具体策!
チューブ・ラインの事故抜去を防ぐコツ
編集協力/中田 諭(日本看護協会看護研修学校 集中ケア学科 主任教員)
特に急性期の患者には、気管チューブや腹部ドレーン、尿道カテーテルなど、様々なラインがつながれています。これらは生命にかかわる重大な役割を果たすものですが、不十分なテープ固定による事故抜去や、患者が過活動型のせん妄による自己抜去につながるリスクがあります。特に新人看護師は、「固定時の注意点」や「抑制の方法・タイミング」などがわからず、どのような対策をとればよいか、不安を抱えています。
そこで本特集では、事故(自己)抜去の主な対策である「テープ固定」「鎮痛・鎮静」「抑制」に関する具体的な手順や注意点、コツを解説します。確かな知識と技術を身につけることで、自信をもってケアを行い、重大事故を予防できるようになることをねらいとします。
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特集 フットケア・創傷治療 Q&A――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●「足変形」「潰瘍」「浮腫」「虚血」などの病態や検査、ケアがわかる!
●オールカラーだから、豊富な写真資料でよくわかる!
●看護師のニーズに応えるQ&A方式! 全65問!
◆本特集のねらい
フットケアを必要とする患者を早期に発見し、確実に治療へ導くためには、糖尿病や循環器疾患、外科的治療などの知識が必要とされます。そのため、今まで多くの看護師が担ってきた爪切りや足浴などのフットケアの知識だけでなく、足病変の病態や治療、検査、リハビリなどに関する高度な知識や技術が知りたい、という声が聞かれるようになりました。
本特集では、フットケアに関する医学的な知識・高度な技術(病態や治療、診断などの専門的な知識)について、看護師が知りたい疑問に焦点を絞り、Q&A方式でお答えします。これらの知識・技術を身につけて、患者を治療へ導くワンランク上フットケアの実現にお役立てください。
◆目次
Part1 足変形 Part7 感染
Part2 潰瘍 Part8 虚血
Part3 壊疽 Part9 術後ケア
Part4 浮腫 Part10 治療・創傷処置
Part5 炎症 Part11 フットウェア
Part6 爪変形 Part12 リハビリテーション、栄養管理
↓↓↓↓たとえばこんなQがあります↓↓↓↓↓
Q.なぜ、糖尿病神経障害によって変形が起こるの?
Q.リンパ浮腫と静脈うっ滞性潰瘍に対して行う圧迫療法では、どのような違いがあるの?
Q.足変形によってできた潰瘍に荷重をかけないためには、フェルトをどのように使用するの?
Q.神経障害性潰瘍による壊疽を洗浄してもいいの?
Q.CLIの客観的評価指標であるABI検査、SPP検査、連続波ドプラ検査はどのように実施すればいいの?
糖尿病末梢神経障害、ハンマートゥ・クロウトゥ、シャルコーフット、胼胝、爪白癬、重症虚血脚(CLI)、静脈性潰瘍、リンパ浮腫、ガス壊疽、レイノー症状、Blue Toe症候群、血行再建術、デブリードマン後の足浴・スキンケア・感染、大切断、リハビリテーション、抗菌薬の使用方法、SPP・ABIなどに関する様々な知識・技術をお届けします。
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特集 こんなときどうする? 褥瘡管理Q&A
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