看護を中心に医療・保健・介護福祉の発展を支え続ける専門出版社

雑誌

看護技術2014年10月増刊号

『月刊雑誌』2014年10月増刊号
Vol.60 No12 通巻882号

看護技術2014年10月増刊号

原因予測と適切な初期対応に活かす 症状別 院内トリアージの知識と実践
西塔依久美(武蔵野赤十字病院救命救急センター)
B5判/162頁/定価2,592円(本体2,400円+税8%)
401101


●説明
 特 集


原因予測と適切な初期対応に活かす

症状別

院内トリアージの知識と実践



編集協力/西塔依久美(武蔵野赤十字病院救命救急センター)

 わが国で救急外来トリアージが注目されるようになって10年ほどが経過し,最近ではトリアージの考え方が一般病棟や一般外来にも普及するようになってきた.トリアージを行うことで「患者の症状の原因を予測し,医師に的確な所見や情報を伝えることができる」「救急車(もしくはWalk in)で来院された患者の優先順位をつけることができ,迅速な医療を提供することができる」「医師の指示が理解でき,速やかに治療・処置の体制を整えることができる」といった有用性が評価され,昨今のチーム医療および厳しい医療情勢の時代に大きなメリットとなっている.また,トリアージの考え方や実践方法を知ることで「バイタルサインや検査値などの情報を,様々な視点(角度)から見ることができる」「フィジカルアセスメントを実施する目的や意図が明確になる」など,看護師としてのスキル向上も期待できる.
 本特集では,読者のみなさまが症状に特化したトリアージの実践方法(特に,問診方法やバイタルサインの解釈の仕方,フィジカルイグザミネーションの方法)を理解し,適切な初期対応(症状別看護)ができるように,トリアージ場面における“ よくある症状”を厳選し事例を示した.
 本特集を一読いただき,最新の知見や臨床疫学からエビデンスを学び,外来や病棟,院外,院内どのような場面でもトリアージが実践できるように,スキルアップしていただければと願う.

Part 1
  トリアージナースの必要性と役割
/西塔依久美

Part 2
  トリアージの進め方

  1 成人へのトリアージプロセス/平山幸枝
  2 小児へのトリアージプロセス/井出拓也

Part 3
  症状別 トリアージの実際

  1 頭痛/小林英貴
  2 胸痛/酒井由夏
  3 呼吸困難/深澤知美
  4 腹痛/中嶋康広
  5 咽頭痛/中筋真紀
  6 腰背部痛/宮崎博之
  7 めまい/伊藤敬介
  8 発疹/末永一祝
  9 発熱/岩元美紀
  10 失神/河野 泉
  11 意識障害/山ア直人
  12 動悸/岡崎 泉
  13 吐血・下血/下河辺政子
  14 排尿困難/河瀬亨哉
  15 不安・うつなどの精神症状/田中 浩