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雑誌

看護展望2015年6月号

『月刊雑誌』2015年6月号
Vol.40 No7 通巻496号

看護展望2015年6月号

インシデント報告の 活用法
B5判/88頁/定価1,512円(本体1,400円+税8%)
402060


●説明
特 集
インシデント報告の活用法

 以前から、どの病院でも事故防止策立案の資料として、インシデント事例が収集されています。ところが、たまっていく一方のインシデント報告をどう選別、分析し、活用すればいいのかと頭を悩ませる医療安全管理者、看護管理者も多いようです。
 そこで今回の特集では、インシデント報告を効率的に選別、分析したうえで、対応策を講じ、看護師を中心としたスタッフへの周知徹底を創意工夫し、効果をあげている病院の実践を参考に、インシデント報告の上手な活用法について考えていきたいと思います。

●目次
Top Management――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 自律的に成長できる専門職を育てたい
 杏林大学医学部付属病院 看護部長
 道又元裕氏に聞く



特  集――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

インシデント報告の活用法
   インシデント報告を活用するために必要なこと
   /杉山良子

各病院のインシデント報告活用法
   聖路加国際病院
   QIセンターと医療安全ミーティングによるインシデント報告の有効活用

   /井今日子・嶽肩美和子

   北里大学病院
   当院における多職種協働のインシデント報告トリアージ法

   /青柳明子

   武蔵野赤十字病院
   「全員参加型」で取り組む医療安全と定着のための方策

   /黒川美知代

   大阪大学医学部附属病院
   医療安全体制の整備とインシデントレポート活用の具体策

   /岩崎朋之

   佐野厚生総合病院
   ヒヤリ・ハット劇場へのインシデント報告活用法

   /猪熊洋子・奥澤星二郎・松島久美子

特別インタビュー
   真の医療安全は“考える”ことから
   産業心理学からみた医療安全

   /芳賀 繁

看護教育のキーパーソンに聞く―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 教員の教育力を伸ばし、教員全員で学生を育てるアドバイザー制の導入を
 学校法人岩崎学園横浜実践看護専門学校 校長/一般社団法人日本看護学校協議会 常任理事
 山川美喜子氏に聞く


管 理―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

看護管理者の交渉力UP術E
   交渉はコミュニケーション力を高めることから
   /齋藤由利子

失敗想定手順書を用いたインシデント・アクシデントの再発防止の試みD
医療版失敗学に基づいた安全文化の醸成

   “変更点不管理”“情報ミス”から起こった外来における点滴ミス
   /三好彰範

教 育―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

新人専任教員はどうして去ってしまったのかE
   今、新人専任教員が直面している問題とは(前編)
   /奥山美奈

実践・反転授業
   看護学原論T「法律からみる看護」に反転授業を取り入れて
   /石束佳子

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行政の動き
  データヘルス事業がスタート 健康寿命の延伸、医療費の無駄削減に試金石
  /水巻中正

Topics
  日看協が看護職員需給状況調査を公表/15年度介護報酬改定、重点項目は在宅・地域包括ケアの推進
  /都道府県が「地域医療構想」の策定を開始

  /渡辺美佐緒

こころをみつめる Book Guide ●Vol.90
  藤尾秀昭文・片岡鶴太郎画『心に響く小さな5つの物語』
  /皆藤 章
●その他
2015年7月号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集:
生涯看護師の実現
中堅看護師が働き続けられる職場づくり


 中堅看護師の確保は、病院の看護の質の維持・向上のために非常に重要であり、また2025年問題を考えれば、中堅看護師の定着を図り、生涯看護師として活躍してもらうことは、自らの施設にとって必要なことであるだけでなく、自らが立地する地域のための看護師確保にもつながる社会的重要性を帯びてくると考えます。
 本特集では上記のような意義・重要性を意識しつつ、中堅看護師の離職の要因などを把握し、中堅看護師が勤務継続の危機を乗り越え働き続けられるようにするための組織的な取り組みがどうあればよいかを考えます。