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雑誌

看護展望2015年11月号

『月刊雑誌』2015年11月号
Vol.40 No13 通巻502号

看護展望2015年11月号

PNSの運用と成果 ― 施設に合った形を探る
B5判/88頁/定価1,512円(本体1,400円+税8%)
402110


●説明
特 集
PNSの運用と成果
―施設に合った形を探る


 パートナーシップナーシングシステム(以下、PNS)は、新人教育や世代から世代への技術力の継承などについて悩みを抱える多くの病院の看護管理者から注目を集めています。PNSの開発から6年目となった今年、第2回PNS研究会が開かれるなど、この看護提供方式は多くの施設での運用実績をもとに検証を重ね、確かな足取りで導入病院を増やしているように見受けられます。
 ただ、導入してみたものの、「パートナーとうまくいかない」「反対勢力がある」といった問題があるなど、PNSの運用を模索している病院もあるようです。しかし、その一方では、それぞれの病院の特性を踏まえ、状況に適したPNSの運用方法を探り、成果につなげている病院も存在します。
 本特集では、施設の特性に応じた独自の取り組みによりPNS導入を成功させ成果を生んでいる病院、すでに導入したPNSを独自の工夫によりさらに確実なものにしている病院の皆様にその内容をご紹介いただき、効果的なPNS運用のあり方を考えます。

●目次
Top Management――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 “組織の標準化”が看護職を強くする
 東京女子医科大学 統括看護部長/看護職キャリア開発支援センター長
 川野良子氏に聞く



特  集――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

PNSの運用と成果
―施設に合った形を探る


  PNSがPNSであるために必要なこと
  /橘幸子

  本物のPNSとするためのPNS監査の実際
  /上山香代子・村田美穂

各施設の現状に合わせたPNSの運用
  潤和会記念病院
  看護補助者との協働のためのPNSの導入
  /M砂しのぶ・日仙子

  医療法人社団シマダ嶋田病院
  アウトカムの向上を図るための自院の特性に合わせたシマダ式PNS
  /中島千壽子

PNSの効果を確かなものにするための工夫
  徳島大学病院
  成熟したPNSにするためのPNS監査
  足りない部分を見える化するために
  /木田菊恵

  松阪市民病院
  パートナーシップマインドの育成を目指したラダー別研修の取り組み
  /小久保登子

看護教育のキーパーソンに聞く―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 地域に出て、いろいろなものとつながることで看護教育はもっと豊かになる
 上尾市医師会上尾看護専門学校 参与
 石田文代氏に聞く


管 理―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

コンピテンシーを深く理解し看護管理に活かすための
事例を用いたグループワーク実践講座C

   「感情の自己認識」と「セルフ・コントロール」の違いとは?
   「指導・強制力」の発揮とは?

   /武村雪絵

看護管理者の交渉力UP術J
   交渉におけるつまずき解消Q&A
   /齋藤由利子

失敗想定手順書を用いたインシデント・アクシデントの再発防止の試みI
医療版失敗学に基づいた安全文化の醸成

   医療版失敗学を院内に浸透させるには
   /三好彰範

教 育―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

新人専任教員はどうして去ってしまったのかJ
   【特別対談】池西靜江先生と看護教育を語る
   /奥山美奈

特別寄稿
   第45回フローレンス・ナイチンゲール記章受章に寄せて
   人間看護のための看護教育に邁進した70年
   /山田里津

教育現場からの報告
   プロジェクト学習とポートフォリオ評価の導入と成功体験 後編
   学校全体の意識を改革したプロジェクト学習
   /濱田眞由美・鈴木敏恵

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行政の動き
  厚労省が子宮頸がんワクチン問題で決断 186人「未回復」との追跡結果を公表
  患者6人救済、医療費・医療手当を支給

  /水巻中正

Topics
  日看協が夜勤72時間要件の堅持を緊急宣言/昨年度の医療費、40兆円超/看護師等の届け出制度がスタート
  /渡辺美佐緒

こころをみつめる Book Guide ●Vol.95
  くさばよしみ編・中川学絵『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』
  /皆藤 章
●その他
2015年12月号――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集:
在宅の視点をもつ病棟看護師の育成


 2025(平成37)年に向けて、地域包括ケアシステムを構築していくことは医療界全体に課せられた大きな課題です。「時々入院、ほぼ在宅」を実現するには、これまで病院中心であった医療を在宅へと徐々に移行していく必要があり、そのためには病院と地域医療との連携の強化が欠かせません。
 公益社団法人日本看護協会公表の「2014年 病院における看護職員需給状況調査」によると、40.6%の病院が「地域の訪問看護や在宅医療・介護との連携組織」へ参加しており、これは前回調査( 2012 年)に比べ約9ポイント増加しています。このように病院側も年々、地域連携に対して力を入れていることがデータからも予測されますが、どのように病棟看護師に在宅の視点を養ってもらえばよいのか頭を悩ます看護管理者が多いのも事実です。
 そこで今回の特集では、地域のなかでも訪問看護ステーションに病棟看護師が研修に行くといった例や、訪問看護ステーションが看看連携で求めている本音などから、看護管理者が知っておきたい在宅の視点をもつ病棟看護師の育成方法について考察していきます。

Top Management
茨城県立中央病院看護部長
角田直枝氏に聞く

看護教育のキーパーソンに聞く
国立看護大学校大学校長
田村やよひ氏に聞く

連載
コンピテンシーを深く理解し看護管理に活かすための
事例を用いたグループワーク実践講座【最終回】
武村雪絵(東京大学大学院)
看護管理者の交渉力UP術【最終回】
齋藤由利子(上都賀総合病院)
失敗想定手順書を用いた
インシデント・アクシデントの再発防止の試み【最終回】
三好彰範(野尻中央病院)
新人専任教員はどうして去ってしまったのか【最終回】
奥山美奈(TNサクセスコーチング株式会社)