書籍
多職種チームのための周術期マニュアル 1
肺癌 第1版
監修:近藤晴彦、編集:近藤晴彦
B5判/240頁/定価4,070円(本体3,700円+税10%)
ISBN:978-4-8392-1245-2
第1版/2004年 05月
- ●説明
- 《 本シリーズの目指すもの 》
本シリーズは、クリニカルパスに代表される診療の標準化を軸に、医療チームを構成するそれぞれの職種が自らの専門性を生かしながら、「患者のために」を合言葉に行う周術期治療・ケアのマニュアルとして刊行した。
《 本シリーズの特徴 》
●チームで医療をすすめる際の基本原則を常に「患者のために」に置いて内容を構成し記述した。
●チーム医療における各医療職の役割が明確に記載されている。
●医療の標準化を目指したクリニカルパスを基本としている。
●クリニカルパスの作成にあたっては、ここの治療のシュミレーション、勉強会等を通じて検討・実践してきたことが生かされている。
●各巻の章立てが、クリニカルパスに沿って構成されている。
●患者の外来診療から入院、手術、リハビリテーション、そして退院指導などにかかわる多職種の専門家が、それぞれの専門性を他のチームメンバーに理解してもらい、より有機的な連携に発展することを期待して執筆している。
●最新の知見に基づく図表を豊富に掲載した。
《監修》
近藤 晴彦(静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科)
《編集》
近藤 晴彦(静岡県立静岡がんセンター呼吸器外科)
- ●目次
- 第1章 肺葉切除術のクリニカルパス
第2章 外来診療
1 外来での患者診療
2 術前評価―術前検査、手術適応、リスク評価�
3 外来での診療時の看護
第3章 術前管理
1 併存症対策とその管理
2 術前オリエンテーション
第4章 周術期リハビリテーション
第5章 術中管理
1 肺切除術の麻酔管理
2 分離肺換気麻酔―呼吸器外来医の立場から�
3 術前・術中・術後の看護
第6章 術後管理
1 輸液管理・栄養管理
2 胸腔ドレーン管理
3 術後患者観察のチェックポイント
4 創の処置
5 気管支ファイバースコープ
6 疼痛対策
7 術後検査
8 精神面のケア:不眠・せん妄・不安・抑うつ
第7章 合併症とその対策
第8章 退院とその後のフォロー
1 退院へのオリエンテーション
2 退院後のフォロー